助成金の申請代行、費用はいくら?着手金型と完全成果報酬型の違い
助成金の申請代行の料金は、着手金+成功報酬型と、受給できたときだけ費用が発生する完全成果報酬型に大きく分かれます。着手金型は不支給だったときの空振りリスクを会社側が持つ形です。比べるときは成功報酬の率だけでなく、どこまでの作業が含まれるか、不支給時にどうなるか、就業規則など要件整備の費用が別かを確認してください。当事務所は完全成果報酬で、受給できなければ費用はかかりません(※2026年7月時点)。
→ 自社の場合はどうなる? Zoom30分・無料相談で個別に整理できます従業員6人の土木会社。20時前、事務所に一人残った社長が、請求書の束を脇に寄せてスマホに「助成金 申請代行 費用」と打ち込みます。出てくるのは「着手金5万円+受給額の20%」「成功報酬のみ・業界最安値」——数字の形がばらばらで、どれが自社にとって得なのか判断できない。結局タブを閉じて、翌朝また現場に出る。この繰り返しで、気づけば3年が過ぎている会社は珍しくありません。
助成金の申請代行の費用は、金額そのものより**「空振りしたときの損を誰が持つか」**で見ると、一気に比較しやすくなります。この記事では、料金の型の違いと、見積りで確認すべき点を整理します。

助成金の申請代行の費用は、どういう形が多いのですか?
料金の呼び方は事務所ごとに違いますが、形はおおむね3つに整理できます。
| 型 | 費用の発生の仕方 | 受給できなかったとき |
|---|---|---|
| 着手金+成功報酬型 | 契約時に着手金、受給後に受給額の一定割合 | 着手金は戻らないことが多い |
| 完全成果報酬型 | 受給できたときだけ、受給額の一定割合 | 費用は発生しない |
| 顧問料に含む型 | 毎月の顧問料の中で対応(含まれる範囲は事務所による) | 追加費用は発生しない |
一般的によく見かけるのは、着手金が数万円から、成功報酬が受給額の15〜25%程度という組み合わせです(※2026年7月時点・一般的に見られる水準の整理であり、事務所ごとに異なります)。
ここで押さえておきたいのは、3つの型の違いが単なる支払い方の違いではないということです。助成金は申請すれば必ず通るものではなく、要件を満たさなければ不支給になります。その不確実性を、会社が持つのか、事務所が持つのか。料金の型は、その線引きを表しています。
着手金型は、どこに注意が必要ですか?
着手金そのものが悪いわけではありません。使える制度を洗い出し、要件を突き合わせ、計画届の準備をする——ここには確実に手間がかかります。その手間に対価を設定するのは合理的な考え方です。
注意が必要なのは、次の3つを確認しないまま契約してしまうことです。
- 不支給だったとき、着手金はどうなるのか:返金の有無が契約書に書かれているかを見てください。
- どこまでやって「着手金分の仕事」なのか:診断だけなのか、計画届の提出まで含むのか。
- 要件が整っていない場合、そこからいくらかかるのか:就業規則や賃金規定の整備が別料金だと、総額は見積書の数字と大きく変わります。
もうひとつ、建設業の会社に多いのが「調べてもらったが、結局うちに使える制度はなかった」というパターンです。この結末になったとき、着手金型では会社の持ち出しだけが残ります。制度の要件は年度ごとに見直されるため、去年使えたものが今年は使えない、ということも起こります。
完全成果報酬だと、会社の何が変わりますか?
- 制度としては:受給できたときにだけ費用が発生し、受給に至らなかった場合は費用がかかりません。着手金の名目でも、調査料の名目でも、先にお金が出ていくことがない設計です。
- この会社はどう有利になるか:「うちに使える制度があるのか分からない」という一番あいまいな段階から、費用の心配なく相談に入れます。同時に、事務所の側にも「取れる制度を本気で探す」動機がはたらきます。受給に届かなければ報酬が発生しないからです。
- 社長の毎日はどう変わるか:夜の事務所で、着手金と成功報酬をメモ用紙に書き出して損得を計算する時間がなくなります。判断が「使える制度があるかどうか」の一点だけになり、そこから先は待っていれば結果が返ってきます。
当事務所の助成金サポートは、この完全成果報酬型です。さらに3年間の活用プランには受給に至らなかった場合の返金保証を付けており、取りに行って外したときの損は事務所側が持つ設計にしています(※2026年7月時点)。料金の詳細は料金ページに公開しています。
費用は「成功報酬の率」だけで比べていいですか?
比べるべきは率だけではありません。見積りを取ったら、次の5点を確認してください。同じ「20%」でも、含まれる作業が違えば実質的な負担はまったく変わります。
- どこまで含むか:使える制度の調査、キャリアアップ計画などの計画届、実施期間中の書類管理、支給申請、労働局からの照会や実地調査への対応。どこまでが料金の範囲かを線引きします。
- 不支給時の扱い:返金があるのか、着手金だけ残るのか、返金保証があるのか。
- 要件整備が別料金か:就業規則・賃金規定・36協定・出勤簿の整備。多くの制度がここを前提にしており、助成金が不支給になるパターンの大半はこの土台の問題です。
- 今回だけか、翌年以降も見るか:単発の代行で終わるのか、来期の採用や登用の予定まで踏まえて次の制度を拾ってくれるのか。
- 建設業の実務が分かるか:日給月給、現場ごとに変わる労働時間、一人親方からの移行。この事情を知らないまま書類だけ整えると、実態との食い違いで審査に引っかかります。
「必ず取れます」と言われたら、いったん止まってください
費用の話をするとき、いちばん警戒すべき言葉は金額ではなく「必ず」です。助成金には審査があり、要件を満たさない会社が受給する方法はありません。それでも「必ず取れる」と言い切るなら、実態と違う書類を作るしかなくなります。
不正受給と判断されれば、返還だけでは済みません。会社の側に責任が残り、業者は消えます。見分け方は「誰でも受給できます」とうたう助成金コンサルに注意に整理しました。審査があるものは、あると書く。当事務所が「必ず」と言わない代わりに完全成果報酬と返金保証を選んでいるのは、そのためです。
1件の代行費用より、取り逃しの総額のほうが大きい
費用の比較で見落とされがちなのが、「申請しなかった分」です。
助成金の多くは、取り組みを始める前に計画を届け出る仕組みになっています。若手を正社員に上げてから相談しても、資格を取らせてから調べても、順番が逆なので対象外になります。この構造がある限り、案内を見てから動く会社は、毎年一定額を静かに取り逃し続けます。1件あたりの代行費用を数万円削ることより、この取り逃しを止めるほうが金額としては大きいのが実情です。
当事務所には助成金の専門対応部署があり、単発の申請代行だけでなく、来期・再来期の採用や登用の予定から逆算して制度を当てにいく3年間の活用プランを用意しています。年間計画の作り方そのものは助成金の年間活用計画で解説しています。建設業に特化しているため、一人親方から従業員への移行、現場への移動時間の扱い、出張手当の設計といった論点も毎月のように扱っており、助成金の要件整備と労務の実態調整を同じ場で進められます。
サポートの全体像は建設業の助成金サポートにまとめています。「うちに使える制度があるのか」という段階からで構いません。Zoom30分の無料相談で、来期の人の動きを一緒に並べるところから始められます。助成金の要件・金額は年度で変わりますので、最新の内容は必ず公式サイトでご確認ください。
参考(一次情報)
- 事業主の方のための雇用関係助成金(厚生労働省): https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/index.html
- 対象者別雇用関係助成金一覧(厚生労働省): https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/index_00058.html
- 社会保険労務士法(e-Gov法令検索): https://laws.e-gov.go.jp/law/343AC1000000089
よくあるご質問
「うちに使える助成金、眠っていませんか?」
当事務所の助成金サポートは完全成果報酬。受給できなければ費用はかかりません。御社の採用予定を伺い、「使える制度があるか」の調査からZoom30分・無料でご相談いただけます。
ご相談で最も多いのは、社長が現場に出ている従業員5〜10人の建設会社さまです。
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