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経審のW点を上げたい建設会社へ|社会保険で評価点はこう変わる

テーマ: 建設業の社会保険
30秒で結論

経審のW点(社会性等)は、社会保険・建退共・退職金制度などの整備で加点されます。経審申請そのものは行政書士の領域ですが、W点の土台となる社会保険・退職金制度の整備は社労士の専門分野です。

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従業員7人の土木会社。ずっと下請けでやってきたところに、元請けから「公共工事、直接取ってみたらどうですか」と声がかかる。調べると入札には経審(経営事項審査)の点数が要り、しかも社会保険や退職金制度が未整備なせいで、本来なら取れる加点をまるごと落としていた——このパターンは珍しくありません。経審は大手だけの話ではなく、これから元請けに回ろうとする規模の会社ほど、整備の伸びしろがそのまま点数になります。「経審はまだ先」と思っている段階で土台を作っておくと、話が来たときに待たされません。

経審の社会保険項目を確認して頷く社長のイメージ写真

経審のW点は「整備すれば」上がる

経審(経営事項審査)の総合評定値のうち、W点(社会性等)は、会社の“制度の整い具合”を評価する項目です。ここは準備次第で改善できるのが特徴です。

W点に効く主な要素

  • 雇用保険・健康保険・厚生年金への適切な加入
  • **建退共(建設業退職金共済)**への加入
  • 退職一時金・企業年金などの退職金制度
  • 法定外労災の付保

いずれも社会保険・労務の整備が土台になります。

W点対策は、誰に何を頼めばいいですか?

経審の申請そのものは行政書士の領域です。一方、W点の土台となる社会保険・建退共・退職金制度の整備は社労士の専門分野で、ここを当事務所が担います。経審申請が必要な場合は、建設業専門の行政書士をご紹介します。

ここで多いのが「今の状態で調査が入ったら、人件費や法定福利費が膨らみすぎて会社が持たない」という声です。実際、当事務所は一人親方から従業員への切り替えを毎月のように扱っています。加入を先送りにするほど、後からまとめて負担が来る——これが最も避けたい形です。順番を設計して段階的に整えれば、資金繰りを崩さずにW点だけを積み上げられます。

まずは建設業の社会保険から現状を整えるのが近道です。

よくあるご質問

雇用保険・健康保険・厚生年金の加入状況、建退共や退職金制度、法定外労災などの「社会性等」で評価されます。社会保険の整備が土台になります。
W点の土台となる社会保険・退職金制度の整備を専門として担えます。経審の申請そのものは行政書士の領域のため、必要な場合は建設業専門の行政書士をご紹介します。
意味があります。W点は制度が整っているかどうかで評価されるため、規模が小さくても未整備の項目を埋めれば点は動きます。まだ入札に出ていない段階で社会保険や建退共を整えておくと、元請けから直接受注の話が来たときにすぐ動けます。
社会保険労務士 中峯崇文

この記事の執筆・監修:中峯 崇文(社会保険労務士)

中峯社労士事務所 代表|社会保険労務士 登録番号 第27110112号採用定着士

建設業に特化した社会保険労務士として、残業対応や一人親方の移行など、現場の労務を毎月扱っています。外国人雇用では自ら監理団体を立ち上げて運営し、採用定着士として採用と定着の設計まで踏み込みます。

「今の状態で調査が入ったら、うちは持つのか?」

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