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CCUS登録は外国人でも必須?建設分野特有の要件と手続きの流れ

テーマ: 建設業の外国人雇用サポート
30秒で結論

CCUS(建設キャリアアップシステム)登録は、特定技能・技能実習で外国人を受け入れる建設事業者にとって必須です。会社の「事業者登録」と本人の「技能者登録」の両方が受入計画の認定要件で、未登録だと受け入れができません。登録料は資本金や申請方法で変わります。※2026年7月時点。

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CCUS(建設キャリアアップシステム)の登録は、特定技能や技能実習で外国人を受け入れる建設事業者にとって必須です。結論から言うと、会社(事業者)と外国人本人(技能者)の両方の登録が受け入れの要件になっており、未登録のままだと受入計画が認定されず、受け入れそのものができません。

CCUSカード登録の流れを表したイメージ図

CCUS(建設キャリアアップシステム)とは何ですか?

CCUSは、技能者の資格・社会保険の加入状況・現場での就業履歴を、業界横断で登録・蓄積していく国主導の仕組みです。

技能者はカードを持ち、現場のカードリーダーにタッチすることで、いつ・どの現場で働いたかという就業履歴が記録されていきます。こうして技能者の経験や技能を「見える化」し、適正な評価や処遇につなげることが目的です。

なぜ外国人受け入れで必須なのですか?

建設分野で外国人を受け入れる場合、CCUS登録は「あれば望ましい」ではなく「要件」です。

  • 特定技能(建設分野): 受入企業と1号特定技能外国人本人の双方がCCUSに登録していることが、受入計画の認定要件とされています
  • 技能実習(建設分野): 受け入れにあたって、原則としてCCUS登録が求められます

理由は、外国人材の就業実態や処遇を透明化し、適正な受け入れを担保するためです。「どこで、どれだけ働き、正しく処遇されているか」を記録に残す仕組みが、建設分野では特に重視されています。

事業者登録(会社)の流れは?

まず会社側の登録です。おおまかな流れは次のとおりです。

  1. 事業者情報を準備する(商号、所在地、建設業許可の情報、資本金、社会保険の加入状況など)
  2. インターネット申請、または認定登録機関の窓口で申請する
  3. 登録料を支払う

登録料は資本金に応じて変わります(税込・5年ごとの更新・※2026年7月時点)。

  • 一人親方: 0円
  • 資本金500万円未満: 6,000円
  • 500万〜1,000万円未満: 12,000円
  • 1,000万〜2,000万円未満: 24,000円 …と段階的に上がります

このほか、システムを使うための管理者ID利用料が1年あたり11,400円(一人親方は2,400円)かかります(税込・※2026年7月時点)。

技能者登録(本人)の流れは?

次に、働く外国人本人の登録です。

  1. 本人情報・保有資格・社会保険の情報・本人確認書類(在留カードなど)を準備する
  2. インターネット申請、または認定登録機関の窓口で申請する
  3. 登録料を支払う(簡略型2,500円/詳細型4,900円、認定登録機関経由は4,900円・税込・10年有効・※2026年7月時点)

外国人本人にとっては、書類の準備や情報入力に言語面のサポートが必要になることもあります。会社側でフォローする体制を整えておくとスムーズです。

未登録のまま進めるとどうなりますか?

CCUS登録を後回しにすると、次のような不利益が生じます。

  • 受入計画が認定されない: 事業者・技能者いずれかが未登録だと計画が認定されず、受け入れができません
  • 現場で不利益を受ける: 元請がCCUS運用を前提にしている現場では、未登録だと入場や評価で不利になることがあります

申請から登録完了までには一定の日数がかかることもあります。「採用は決まったのに登録が間に合わない」とならないよう、受け入れが具体化した段階で早めに着手しておくのが安全です。受け入れにかかる費用の全体像は、特定技能「建設」の受け入れ費用は総額いくら?でまとめています。

登録手続きと、その後の労務管理は誰に相談すればいいですか?

CCUSの登録申請そのものは、行政書士などの専門家に代行を依頼することもできます。当事務所は「雇った後の労務」が専門で、登録申請自体は行いませんが、必要に応じて専門家をご紹介します。

一方で、CCUSに反映される社会保険の適正な加入や、賃金設計・就業規則の整備は、まさに社労士の領域です。受け入れの入口(登録)と、雇用後の労務を切り分けて考えると、準備がスムーズに進みます。当事務所は監理団体の役員として受け入れ現場に接してきた経験をもとに、登録の先にある雇用後の労務を専門にしています。体制づくりの全体像は建設業の外国人雇用サポートをご覧ください。自社に必要な体制や費用の目安は、Zoom30分の無料相談で整理できます。

参考(一次情報)

よくあるご質問

建設分野の特定技能では、受入企業(事業者登録)と外国人本人(技能者登録)の双方のCCUS登録が受入計画の認定要件です。建設分野の技能実習でも原則求められます。未登録だと受け入れができません。
資本金に応じて変わり、一人親方は0円、資本金500万円未満は6,000円、500万〜1,000万円未満は12,000円などです(税込・5年更新)。※2026年7月時点。最新は公式サイトでご確認ください。
インターネット申請で簡略型2,500円、詳細型4,900円、認定登録機関経由で4,900円です(税込・10年有効)。※2026年7月時点。
受入計画が認定されず、外国人の受け入れそのものができません。採用が決まってから慌てないよう、早めの登録が安全です。
社会保険労務士 中峯崇文

この記事の執筆・監修:中峯 崇文(社会保険労務士)

中峯社労士事務所 代表|社会保険労務士 登録番号 第27110112号採用定着士

建設業に特化した社会保険労務士として、残業対応や一人親方の移行など、現場の労務を毎月扱っています。外国人雇用では自ら監理団体を立ち上げて運営し、採用定着士として採用と定着の設計まで踏み込みます。

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